ノー・スクリーン・ポリシーを知らない日本人へ
Time out(タイム アウト)というのが外国の学校にはあります。
昔は日本にもありましたし、私も体験してます。
「廊下に立ってなさい!」というやつのことです。
その場から離れる、近付かせない、参加させない、頭を冷やすなどの意味のある罰です。
これ、日本から消えてないですか?
スティーブジョブズは、わが子にはデジタルディバイスに近づけさせなかった話は有名です。
本人も、生身の人間との会話をしていて、デジタルディバイスを使うことは控えていたようです。
なぜか?
それが、脳に悪いことを知っていたからです!
まるで、自動車の排気ガスが人間に悪いのに、便利だからといって売りまくったトヨタやホンダや、そういうのと同じなんです。
そして、脳に悪いことを知らない日本人は、おかげで困っている。
成績が上がらないし勉強しないんです、と真剣な顔で相談にこられたお母様。
その家に行ったら、ありましたよ、任天堂の「なんちょか!」とか言うゲーム機が。
大切なのは、それらのデジタルデバイスを制限できる能力が親にあるかどうか。
「いや、子どもが自分で~」とか言っている親は、危険性を知らな過ぎます。
というわけで、海外には「ノー・スクリーン・ポリシー」という言葉があります。
スクリーンは、液晶画面をさします。テレビでも動画でもスマホでもゲームでも、みんな液晶画面ですよね。
これらを全て指します。
そして、これを親が制限していく、というものです。
じゃないと際限なく触ってしまう危険性のあるものだ、という認識があるから。
危険性を知っているんです。
脳に悪いものを近づけてしまうのは、保護責任の遺棄と言われかねません。
ノー・スクリーンになる時間を決める、そして運用する。
それができないなら購入自体をあきらめる。
それでいいじゃないですか。
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