記銘・保持・再生、どれの話?
記憶力と一言にいっても、手順と言うか、機能が分かれてます。
私たちは、記銘・保持・再生をひとまとめに「記憶力」とかって呼んでいる訳です。
これは、こういうもの、と記銘して脳に収めます。
それが保持され、
必要なときに再生します。
覚える瞬間が記銘。
思い出すのが再生。
その間が保持なのです。
なので、記憶力が弱いとか言われると、思い出すトレーニングを普段しているのか、を気にしたり、
覚えるときの刺激を複数に(視覚だけなら聴覚と体感覚を足すとか)する指導をしたりします。
保持に関していうと、究極ですが、「教わったことの9割は忘却する」という事実を教えます。
教えない。
自分で気付くこと。
これ以外、私にはできません。
お医者様なら薬でなんとかできるのかも知れません。
これらは、すべて、習慣と環境です。
教えてもらってばかりの子は、やっぱり、教えてもらってばかりの人になります。
とかいって、義務教育を終えているので、私もネットに教えてもらってばかり。
自分で気付くのは時間もかかるし、忍耐力も必要です。
何より実践しなくちゃ気がつかないし、教えない人が周囲にいることが大切です。
教えないだけは誰でもできます。
でも、気付かせるのは教育者の仕事です。
案外、学校の教師が、「誰でもできる方」を率先してやっている場合があるので、学校利用者は要注意です。
私の考えに賛成される方は、一緒に子どもの思考を育てて行きましょう!
0コメント